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物件選び

さて、次は物件選びです。

失敗しない物件選びのコツとは・・・。

 

<インターネットをうまく活用する>

仕事や育児などに追われる平日にマンション情報を探すのはほんとに大変だと思います。

そんなとき、大きな力となるのがインターネットを通じた情報収集でしょう。

「検索」という便利な機能をうまく使うことにより、理想のマンションに出来るだけ近い物件を探

したいものですね。

 

<不動産広告を読み取って賢く活用する>

インターネットの広告や新聞の折込チラシ、住宅情報誌などの媒体には、毎日のように新しい情報

が掲載されていますよね。

「いいな」と思いつつも、その一方で「こう書いてはあるけど本当かな」と疑り深くなっている自分が

いませんか?「本当はどうなのか……。」と。

そんなとき、広告に記載されている情報を賢く読みとるための「コツ」があります。

まずこういった広告はイメージ戦略が多く、漠然とした雰囲気だけが強調されやすいということを知

っておくこと。

「見晴らしのよい景色」や「都会の癒し」というキャッチフレーズにばかり目を向けず、実際のところ地

震対策などをきっちりやっているかどうかということが大切なんです。

 

新築という表現

中古が既入居で新築は未入居(未使用)ととらわれやすいが、実際は広告上で新築という場合、その

建物が建設後一年未満でなおかつ未使用の物をいいます。

完成して一年過ぎてしまうと未使用であっても中古扱いとされます。

また、住宅金融公庫では「建築後二年を越えた住宅」 は未入居でも中古融資の対象とされます。

 

毎月の返済例をしっかり確認する

頭金の額から返済期間・融資金利などの設定条件を確認しておきましょう。

広告に掲載されている毎月の返済例は、返済金額が低くなるように最長期間で最も低利な金利

を利用した記載になっているためです。

 

駅からの距離

一分=80mで計算されています。

ですが、その中に信号待ちの時間などは含まれていませんし、個人で歩くペースも違いますから、

自分の足で歩いて確認してみましょう。

 

取引態様

注意することは、「広告には有名企業名が大きく載っていたのでその企業ブランドのマンションか

と思ったらその企業は販売代理で売者は地元企業だった」ということもあるので取引態様を見逃

さないようにすることです。

 

管理費

住宅ローン以外にかかる負担費用として駐車場やトランク使用料などをがありますので見落と

さないようにしたいところです。

管理費などは今後値上がりする可能性がないとも限らないのでその辺りも把握しておきましょう。

ぎりぎりの返済計画を立てるのは危険です。

 

間取り図

メゾネットやフールバルコニーなど特徴のある間取りは目を引きやすいため、注目を集めるための

戦略であることが多いです。

メインタイプは標準的なものがほとんどなので全てのタイプを確認しておいたほうがよいでしょう。

 

 

週末になるとポストにたくさん入っている不動産チラシ。

このチラシのサイズや紙の質などでその業者の販売姿勢が読み取ることも出来ます。

質のよいものを使えばその分コストもかかるので、サイズが大きい質のよいチラシを使っている

業者は、物件の販売により力を入れているということになりますから。

 

 

では、実際に物件選びの手順を見ていきましょう。

まず、物件選びのスタートとして、先ほど述べたことに注意しながらインターネットや情報誌など

を使って情報収集を行いましょう。

気に入った物件が見つかったら、資料を請求したり、現地やモデルルームを見学し、自分に合

った資金計画を立ててみます。

これを繰り返していくうちに、自分が本当に欲しいマンション物件がどんなものなのかが見えて

くると思います。

とは言っても、ただやみくもに物件を探していてはいくら時間があっても足りません。

 

次に挙げるポイントをチェックしながら、物件を探すと、時間や労力をムダにせずにすむでしょう。

 

立地エリア・環境

まずは通勤・通学の時間を考慮した交通アクセス、買い物などの利便性、周辺環境等の条件の中で、

自分がどれを重視するのかを決めましょう。

 

次に、通勤や通学への利便性を考え、沿線や駅を絞っていきます。

この時に、駅からの距離もどのくらいならOKか決めておきましょう。

同じ最寄駅であっても、駅周辺と駅からバス便の物件では、環境も価格も異なります。

歩いてどのくらいまでなら大丈夫か決めておくとよいでしょう。

資産価値という点では、エリア・沿線・駅から距離は大きなポイントです。頭に入れおくとよいで

しょう。

情報は次から次へと出てくるので住みたいエリアの情報はこまめにチェックしておくとよいでしょう。

 

マンションのタイプ

マンションはその規模やコンセプトによって、住む人のライフスタイルが大きく変わってきます。

「タワー型マンション」では、眺望を楽しむのと同時にステイタスを満足させることができます。

「大規模物件」では、広い庭園や多彩な共用施設とともに、管理やフロントサービスなどが充

実しているので、比較的安い管理費で便利な施設が使えるという点がメリットです。

最近では、温泉や医療施設、託児所、さらにはコンビニといったものまで備えた大規模物件も

登場して来ているようですです。

このように、マンションのタイプによっても、暮らし方が異なってくるので、どのように暮らしたいか

しっかりと考えておきましょう。

 

構造・設備・管理

大金を出してせっかく買った家なのですから、できるだけ長く快適に、暮らしたいですよね。

住宅に対する問題はたくさんありますが特に、地震に対する強度、集合住宅特有の生活音、シ

ックハウス症候群など、安全性や快適性、健康に対する問題はしっかりと考え、頭においておき

ましょう。

このようなマンションの基本性能、構造についてもきちんと確認しておきたいところです。

また近年、永住志向の高まりから、高耐久コンクリートを採用したマンションや強度を高めリフォ

ームがしやすい工法を採用したスケルトン・インフィルマンション、バリアフリー設計のマンション

なども増えてきているので、モデルルームに行った際は販売員の方に尋ねてみるとよいでしょう。

 

また、セキュリティや管理もしっかりチェックしておきましょう。

最近では、TVモニター付きオートロックシステム、警備会社と提携した24時間セキュリティシス

テム、共用部の監視カメラ、ピッキング防止に効果大のディンプルキーやダブルロックなどが標

準で装備されているマンションも増えてきました。

他にも、携帯電話から施錠出来るシステムや室内の様子が確認できるもの、各住戸の窓に防

犯センサー、24時間有人管理システムなど、最先端のセキュリティーシステムを導入している

マンションもあるので、家を空けることの多い家庭はこのようなマンションを選ぶのもよいと思い

ます。

それから、永住性や資産性を高める意味あいでも、信頼できる管理会社か、長期修繕計画の

有無はどうかなど、管理の質や内容についてもしっかり確認しておきましょう。 

 

 

間取り

完成した現物を見て購入できるのならよいのですが、新築マンションの場合、完成前に販売す

ることが多いので、工事中の現地とモデルルームを見て購入を決めることになります。

ですから、希望する間取りを図面でしかチェックできないことも多く、完成後、想像とは違っていた

といったことも起きないとは限りません。

まずは、販売センターの模型や間取図を使って、希望住戸が全体のどの位置にあるか、日当たり、

通風・採光、眺望、近隣住戸との位置関係などについてのチェックをしましょう。

各階数・各方向の眺望などを、模型を使って説明してくれたり、パソコンでシュミレーションしてくれ

る販売センターもあるようなので見せてもらうとよいでしょう。

また、希望する住戸の天井の高さ、梁下の寸法、部屋の広さ、収納スペース、家事動線についても

しっかりチェックしておきましょう。

手持ちの家具が入るか、水回りは使い勝手がよいか、収納は充分かなど、実際の暮らしを想定して

検討しましょう。

 

マンションを購入する際、立地・環境、マンションタイプ、構造・設備、間取りなど、物件を選ぶには

いろいろな視点から行う必要があります。

しかし、すべてが揃っている物件はなかなか見つかるものではないでしょう。

ですから、自分が一番何を重点におくのか、いちばん優先したいところをよく考えて、物件を選ぶこ

とが大切になってくるでしょう。