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内覧会について

契約したマンションや一戸建てが完成したら、新居への引越しはもうすぐそこまで来て

いますね。

しかし、引渡し(=代金の支払い)の前にやるべき大事なイベントがあります。

それが、「内覧会」。

この内覧会で、はじめて購入したマイホームを見るのですが、舞い上がっている暇はあ

りません。

内覧会の意味、やるべきことをしっかり理解しておきましょう。

内覧会とは、施主検査とも言います。

完成した建物を買主(施主)が検査する機会のことです。

一戸建ての場合もマンションの場合もあります。

 

では、そのマンション内覧会や一戸建て内覧会では、何をみていけばよいのでしょう。

ここは契約した通りに、作ってくれているかを確認する場です。

そこで、問題があれば補修をしてもらい、後日その補修がしっかり行われているか確認

します。これを再内覧会・確認会などというようです。

ここでも直っていないときは、さらに確認する機会が設けられ、これが3度も4度行われる

こともあります。

 

確認点として、基本的に生活していくうえで、支障があるかどうかということを重点におき

ましょう。

少しでも支障があると感じれば、しっかりと補修をお願いしましょう。

 

内覧会の同行・立会い業者の選び方

最近、専門家に第3者として内覧会立会いを依頼するケースがふえているようです。

確かに素人の目で見るだけではわかりきれないところも多いですし、中立的な第3者の存

在は心強いですよね。

依頼をするときの目安としては、建築のプロとして資格を持った方のほうが安心でしょう。

豊富な経験と知識を持った方に依頼しましょう。

 

内覧会の所要時間、調査道具

専門家の場合でも、内覧会で全ての調査をするとなると、1時間30分~2時間程度はかか

るようです。ですから「30分でお願いします」なんていわれても「無理です」とはっきり言いま

しょう。

内覧会の所要時間は、買主側が納得できるまでにかかる時間です

 

つぎに、内覧会でよく使うものを挙げてみます。

メジャー
家具などの採寸に使います。図面通りのサイズであるかも確認でき
ます。

デジタルカメラ
指摘箇所を保存しておきましょう。家具・インテリア選びの参考にするなど活用できます。

タオル
ちょっとした汚れは結構多いものですが、キズか汚れが判断ができないときは、サッ
と拭く

とよいでしょう。

スリッパ
内覧会の時点では、まだ室内が汚れていることが多いので必須です。

筆記用具
メモに使用します。

付箋
指摘箇所に貼っていきます。

しっかり準備して内覧会に臨みましょう。

 

内覧会でチェックするポイントは・・・

図面通りに施工されているか

まずは、契約した図面どおりに出来上がっているかを確認します。マンションの工事を

進めていく上で、どうしても図面どおりには施工できないことはよくあります。天井の高

さが低くなってしまっていたり、柱や梁の大きさが大きく変わっていないかチェックしま

しょう。

証明用のブラケットの位置、コンセントの位置、エアコンの室外機置き場の位置など、

図面との照合を行います。

変更点があれば、事前に通知がありますが、内覧会のときに始めて知らされるケー

スや、購入者が気がつかなければそのまま何も知らされずに引き渡されてしまうケ

ースもあります。

 

実際に動かしてみる

ドアやサッシ、キッチンや洗面台など、動かせるものは全て動かしてみることです。

図面どおりに施工されていても実際には利用できない引き出しなどもあります。

また、ドアやサッシ、網戸などは調整が行われておらず、重かったり、音がしたり、

固定しているビスが抜けていたりすることがあるので、ゆっくり動かしてみる、速く

動かしてみるなど、数回動かしてみてください。

浴室に窓がある場合には、収納時のハンガーパイプとあたってしまい、窓が開けら

れないケースもありますので、実際の生活をイメージしながら動かしてみると良いで

しょう。

 

固定状況を確認する

クローゼットの棚やハンバーパイプ、カーテンレール、給気口、トイレのペーパーホル

ダー、タオルかけなどの固定状況を触って確かめることをお勧めいたします。 グラグ

ラするようであれば、ネジの締めなおしや、下地ボードの不良などもあります。

 

点検口もチェック

水道が使用できる場合には、実際に水を流してみるこも大切です。

キッチンや洗面所の下には点検口もありますので、業者さんに頼んで外してもらい、

水漏れはしていないかどうか、また、水漏れした跡はないかを確認します。

浴室内の天井にも点検口があります。ここを覗いても、専門的な知識がないとどれが

不具合なのかは分かりませんが、電気配線や、天井スラブ(コンクリート)、スタッド

(下地材)の状況が見た目にきれいかどうかも丁寧に仕事がされたかどうかの判断基

準にもなります。

点検口内にカビが発生していたこともありますので、専門知識がなくても一度覗いてみ

ましょう。

 

傷や汚れについて

これには個人差がありますが、ものすごく近くで見ないと分からないようなキズなどは、

引越しや、生活していく上ですぐについてしまうものです。マンションも人の手によって

造られるものなので、多少の誤差やキズはあります。

あまり神経質になりすぎずに、少し離れた位置から全体を見渡して、気になるような部

分は補修してもらうようにしましょう。

補修するとかえって跡が目立ってしまうケースや職人さんが入ることで新たなキズが出

来てしまうこともありますので、よく検討しましょう。