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マンション購入の失敗例

マンションを購入することってほんとに勇気のいることですよね・・・。だって絶対失敗

したくない買い物なんですから。

そこで今回はマンションを購入された方の失敗例を取り上げ、そんな失敗をしないた

めにどうしたらよいか一緒に考えましょう。

 

中古マンション購入-ペット不可!?

私達夫婦は子供がいないため猫2匹と暮らしていました。ペット可のマンションを探し

ていたのですがなかなか希望の物件が見つからず・・・。そんな時、間取りも価格もほ

ぼ理想の物件と出会い、ペット飼育が可能かどうかの調査を依頼しました。

仲介会社からの回答は、「管理規約上は“他の住民に危害を及ぼす可能性のあるペッ

トの飼育は禁止”、理事のお一人に確認しましたところ“犬を飼っている方はいらっしゃ

います。”」とのことでした。

しかしながら引越しの当日、管理人さんから“ペットの飼育は禁止です。”との言葉。

その後管理組合と何度も何度も話し合い、何とか“今飼っている2匹だけ”との条件付で

許可をいただきましたが、共同生活を送る管理組合のなかで自分だけ特別扱いされてい

るようで、非常に後味の悪い結果となりました。

・・・とのこと。

実際にマンション内で飼っている人がいるかどうかより、ペットに関する規約や話し合いが

出来ているマンションかどうかを調べておかないと、トラブルの原因にもなりますし、肩身

の狭い思いをして生活することになります。

 

新築マンション購入-窓が開けられない・・・。

モデルルームでお部屋のきれいさに惹かれて購入しました。

購入予定の部屋のリビング前にビルが建っており、他の住戸と比べその分価格が割安

に設定されていました。もちろんモデルルームではその説明も受け、納得づくで購入しま

した。

しかしながら、完成し実際にすんでみると思った以上に隣のビルと近い位置にあり、また

その会社は残業が多いらしく深夜はおろか休日まで仕事しています。

夜間、休日とも隣の目線が気になり窓を開け空気を入れ替えたり、カーテンを開放し生活

することもできません。結果的には割高な物件を購入してしまったのか?と悩んでおりま

す。

・・・とのこと。

新築で購入された方の最大の悩みは、実際に生活する空間を見ずに購入しなければな

らないということにあると思います。

モデルルームのきれいさに惑わされ、今回の例で言えば実際の窓先との距離を“たいし

たことない”とご自身で納得してしまうことがあります。

また、中古物件購入の場合は「所有者は誰なのか?」「建築予定はあるのか?」等、可能

な限り調査することが必要だと思います。

 

中古マンション購入-住んでるだけで加害者?

4,000万円で70m2の中古のマンションを購入いたしました。

当時小さな子供が2人いて仲介業者さんに音の心配を話したところ、“下に居住されている

方は子供好きの優しい方です。”との説明を受けました。

実際に住んでみると、思った以上に隣室との戸境壁や、床スラブが薄い状態でした。

また、私どもが購入したのと同時期に、下の方は引越し、別の方が入居されました。

新しく引っ越してきた方は非常に神経質な方なのか、しばらくすると、子供が歩いただけで頻

繁に「足音がうるさい」とのクレームがくるようになりました。親の私たちも夏でもスリッパを履い

て生活することを余儀なくされました。

隣人の友好関係などあったものではなく普通に共同住宅で生活しているのに、なんだか加害

者になった気分でした。

結局、2年後購入した金額から大幅に値下げし買い替えすることになってしまいました。

・・・とのこと。

マンションは共同住宅である以上、隣の方、下の方とうまくやっていく必要があるわけですが、

分譲当時の設計図書等を確認することで、住戸間の壁厚、床スラブ厚、「コンクリートの床の

上に直にじゅうたんフローリングが張ってあるのか?」「コンクリートの上に高床を造り床とコン

クリートの間に空間を作っているのか?」等はある程度調べることができるようなので事前に

調べておく必要があるようです。

 

中古マンション購入-大規模修繕ができない・・・

築32年の中古物件を大規模の修繕はないとのことで購入いたしました。

居住してから2年後、管理組合より「マンション全体の給水管取替えの議案が挙がり、見積り

を取得する。」との報告が来ました。実際に業者に見積りを依頼したところ、構造上から予想

以上の金額がかかり、現在の積立金ではまかないきれないとの結果が出てきました。

修繕するにも一時金が多額ですぐに拠出することができません。かなり老朽化しているようで

破裂や赤水などが心配です。

・・・とのこと。

新築時のマンションは、修繕積立金が安く設定されているところが多いのですが、大規模修

繕のために管理組合で借り入れをすることになったり、修繕積立金が、今までの二倍・三倍

に値上げされることも。中古マンションの場合、修繕履歴や管理組合の決算報告などを購入

前に調べておきましょう。

 

中古マンション購入-新築同様でもやっぱり中古は中古

築後1年未満のお部屋を買いました。

前所有者はセカンドルームとして使っていたお部屋です。

新築分譲価格より低価格で売っていただいたため契約当時はかなり満足していました。

実際に引渡を受けお部屋に入ってみると、確かに家具等はきれいになくなっておりましたがほ

こりや若干のゴミ、髪の毛等が落ちていました。

そのときはじめて理解しました。自分は中古物件を購入したんだと。

・・・とのこと。

 

 

実際の生活シーンをイメージすることが重要

一口に不満といっても、その内容は様々です。「天井が高くハイサッシのため、既製のカー

テンが合わず特注になってしまった」「リビングの広い間取りを選んだつもりだったが、手持

ちの家具を置いてみると、かなり狭くなってしまった」など、ひと工夫すれば問題点が解消さ

れる不満は日常茶飯事です。この程度であれば「仕方ない」で片付けられるが、「駅近マン

ションを選んだら、電車の騒音が思ったより響いてうるさい」「マイカー族なので敷地内駐車

場100%を気に入って購入したが、駐車場が機械式で思った以上に車の出し入れに時間が

かかり、出勤前はイライラする」「ガーデニングをしようと専用庭のある1階住戸に決めたが、

上から色々なモノが落ちてきて危険な目に遭った」など、自分の努力ではどうにもなりませ

ん。

すべてを営業マンのせいにする訳にもいかず、最終的には自分を納得させるしか方法がない

ですが、なぜ、こうした失敗が起こってしまうのでしょうか。

不満の内容を分析すると、大きく2つの理由が浮かび上がります。

1つ目が、モデルルームの印象を引きずりすぎていること。

そして2つ目が、下見や事前準備が不足していること。

新築マンションでは、必ずといっていいほど販売センターにモデルルームが用意されています。

素敵な装飾で、夢の世界に迷い込んだような気分にさせられます。

インテリアコーディネーターによって創作された空間は、見学者に非日常のイメージを植え付け、

その広く豪華な印象は見学者の脳裏から消えることはありません。

そのため、見学者は自身の契約住戸がモデルルームと比較して狭いとか暗いといったマイナス

の印象を持ってしまうのでしょう。

モデルルームに惑わされて、実際の生活シーンがイメージできなくなり、後になって現実との

ギャップに混乱してしまうわけです。

 

設計者のセンスに問題があることも…

モデルルームのキッチンにゴミ箱は置かれていません。冷蔵庫置場は用意されていても、ゴ

ミ箱置場は用意されていないのです。そのため、いざ置こうと思ってもキッチン内のどこにも

収まりません。リビングにしろ居室にしろ「広さ」に対する不満は、そのほとんどがモデルルー

ムの巧みな演出によるところが大きいといえるでしょう。

さらに、「収納の少なさ」を不満に挙げる人も多いです。

ファミリータイプでは7%程度の収納率が一般的だが、あってほしいと思える場所に、必要な

大きさの収納がなければ利便性は限られてしまうことも知っておきましょう。

仮に収納率が10%あっても、例えばゴルフバッグやスキー板など背の高いものを収納しよう

としたとき、そのサイズが納まるらなければ意味がないのです。

このように、収納の位置や形状が不適切であったり家事動線が考えられていないなど、設計

者が未熟なために間取りそのものが問題を抱えていることもあります。

しかし購入者側も、自分がそこで暮らし始めたらどのような日常生活になるか想像を膨らませ、

色々なシーンをシミュレーションしてみることが必要です。

 

何度も通い、自分の目で確認しましょう

電車の騒音や機械式駐車場の待ち時間、さらに、上からの落下物など不可抗力とも考えられる

不満点はどうすれば予防できるのでしょうか。

残念ながら、完璧な対応策は存在しないようです。

常識を働かせ、自分の足で何度も下見して事前確認するしか方法はないでしょう。

駅からの距離が近ければ、電車の騒音が聞こえるかもしれないことは想像がつきますよね。

また、機械式駐車場は車の出し入れに時間と手間がかかることは常識的に判断できるはずです。

同時に、現地や周辺環境を入念に下調べすることを怠ってはいけません。

特に通勤・通学の混雑度や日当たりなど、季節や時間帯によって変化する項目は、何度も通い、

自分の目で確認することです。

「最寄りのスーパーまで徒歩圏」とあっても、実際に歩いてみるとかなり遠く感じることは珍しくあり

ません。