マンション用語集
あ行
アール:曲線や局面の総称。
RC造:鉄筋コンクリート造の事。圧縮に対し強いコンクリートの特性と、引っ張りに
対し強い耐性を持つ鉄筋の特徴を生かし、鉄筋でコンクリートを補強した構
造。
アイランド型キッチン:キッチンの配置方法の一つ。流しや調理台などの器の一部
または全部を壁面から離し、キッチンの中央に置くこと。
アウトレット:照明器具や電気器具と電源を接続するためのコンセント。
電話線の接続口、テレビアンテナの接続口のこと。
移転登記:権利を有した人から他の人へその権利が移転したとことによってなされる
登記をいう。
ウォークインクローゼット:人が歩いて立入ることの出来る広さと構造を持った洋風の
押し入れスペースのこと。
エクステリア:住宅の外回りのこと。
門、塀、物置、カーポート、サービスヤード等の総称。
オートバスシステム:給湯、追い焚き、自動給湯を全て浴室のリモコンで行えるシステ
ム。
か行
家事動線:家事の流れ(洗濯→炊事→掃除)等の仕事をする際の人が動く経路(動線)
のことです。2ケ所から出入りができるスペースは家事動線がすぐれていま
す。
可動間仕切り:部屋と部屋の仕切りを開閉できる間仕切りとし、用途に応じて独立した居
室や、オープンの空間として使用できます。
仮換地:土地区画整理地域における土地の事で、最終的に換地処分の前に従前の土地
や権利に代わる行政で指定された新たな土地の事をいいます。
管理規約:管理組合・マンションに暮らす方々の生活のルールです。区分所有者法で定め
られています。
管理組合:マンション内で、建物全体の維持管理を行うことを目的に区分所有者によって組
織される組合のことを管理組合と言います。管理組合で年に1回以上開催される
管理組合総会では、管理組合の意思決定機関として、管理に伴う収支・管理費の
額・管理規約や、マンション内で暮らす方々が生活を送りやすいように様々な事柄
を決定します。
管理形態:マンション等区分所有建物の管理形態は、管理員の勤務形態により
①常駐管理(管理員が住込み業務する形態)
②日勤管理(管理員が通勤して業務する形態)
③巡回管理(管理員が定期的に巡回し業務する形態)
④自主管理(管理員を置かず、管理組合が業務をする形態 必要に応じ清掃要員
等を雇用)に分かれる。
逆梁工法:逆梁工法では梁を天井の上に通すので室内に梁が出ずにサッシも背の高いタイ
プを使用でき、開放的な空間が生まれます。
鏡面仕上げ:キッチンなどに使われる、ステンレスの研摩を上質にしたものです。UV塗装等
の美しい仕上がりがふえています。
グラスウール:断熱材の一つです。ガラス繊維の間に大量の空気を含んでいるので、断熱性・
吸音性が高くなります。トイレ等の配管に使われます。
躯体:床や壁、梁など建物の構造を支える骨組み、構造体のことです。
ケアマンション:高齢者専用の住宅。各住戸は高齢者に配慮された設計、設備となっており
必要に応じて生活相談・介護等、日常的な生活支援サービスが受けられる。
原状回復義務:契約によって履行された給付をその解除によって契約前の状態に戻す義務
をいう。契約の解除は、有効に成立した契約の効力を当初に遡って消滅せし
めるものであるから、契約によって給付がなされていれば、それがなかったと
きと同一の状態に戻す義務を生ずる。原状回復の方法は、物を給付したとき
はその物自体か、それができないときは解除当時の価格を返還すべきであり
金銭給付の場合には、受け取ったときからの利息を付して返還しなければな
らない。
建蔽率:敷地面積に対する建築物の建築面積の割合。敷地内に一定割合以上の空地を確
保することにより、日照、通風、防火、避難路などを確保するために、都市計画区域
内では用途地域の種別、建築物の構造などにより制限されている。
さ行
サービスルーム:建築基準法の採光基準等を満たしていない居室以外の部屋の事。納戸と
して建築確認を受けているものをいう。
下がり天井:天井に梁やパイプスペース等の出っ張りがあり、他の天井よりも低くなっている
部分のこと。マンションの間取図では点線にて表わされる事が多い。
サニタリー:室内の浴室や、洗面所、トイレなどを指します。「衛生的」との意味です。
さや管ヘッダー工法:給排水管の点検やメンテナンスがしやすく、水漏れや赤水の発生がな
い給排水管工法の一つです。
CATV:ケーブルテレビの略称。エリアによってTVの電波受信状況が悪い場所はケーブルで
のTV受信になりますがチャンネル数の豊富等からCATVを利用するマンションが多い
ようです。
CSデジタル放送:110°CSデジタル放送は、BSデジタル放送用のBSAT-2aと同じ東経110°
方角に静止する人工衛星「N-SAT-110」を利用する衛星放送のことです。
2002年3月から新しく東経110°CS放送(以下、110°CSデジタル放送)が
始まりました。現在のCS放送のように数多くの専門チャンネルが充実するだ
けでなく、さらにはBSデジタル放送のようなインタラクティブ(双方向)な番組も
順次追加される予定です。
シックハウス症候群:住宅に使われる仕上材や下地材、接着剤からホルムアルデヒドといった
有害物質が拡散されることで、目がチカチカしたり、めまいや頭痛、皮膚
障害などが起こることです。
地袋:和室の出窓下に地板に接して設けられた小さな袋戸棚のことです。
借地権:建物の所有を目的とする地上権または土地の賃借権をいう。借地権者は地代支払い
等の義務を負うが、借地借家法は土地賃借権の登記、または地上権の登記がなくて
も地上建物に登記があれば、借地権の対抗力を認めた。
修繕積立金:マンション等の区分所有建物を維持・保全するためには、一定年数ごとの大規模
な修繕や、災害等による不測の修理が必要になる。このような多額の支出に備え
るために、毎月の管理費とは別に積み立てる資金のこと。
住宅ローン控除:公的融資や民間融資を返済機関10年以上で借りた場合に、一定期間にわた
って所得税から一定額を控除するものです。年末のローン残高に応じて控除額
が決められるため、金融機関から送られてくる借入金の年末残高証明書等を保
存しておき、確定申告で手続きを行います。
主要構造部:建築物を構成する部位の内、壁、柱、床、梁、屋根、階段のことを言い、倒壊防止、
延焼・火災拡大防止等のために、建築の用途、規模に応じて様々な制限が設けら
れている。
スキップフロア:マンション等の集合住宅において、共用廊下を1階おき、もしくは2階おきに設置
する方式。共用廊下やエレベーターの無い階の住戸においては、階段を一階分
上がる、もしくは下がることにより住戸の入口に達する事ができるが、中住戸にお
いても2方向にバルコニーが設置できるなどの利点が有る。
スパン:柱と柱の間の長さのことです。スパンが広く、開口部が大きい住戸ほど、採光と通風に優
れています。一般的に8m程度の巾を取れていればワイドスパンと言えるでしょう。
スロップシンク:主にバルコニーに設置される底の深い流しのことです。スニーカーや雑巾などを洗
ったり、掃除で使った汚水を流したり、植木鉢への水やりに便利です。
セットバック:都市計画区域内で、建築物を建てる時、道路の幅が一定の基準を満たしていない場
合、敷地と道路の境界線を後退(セットバック)しなければなりません。
た行
耐火構造:鉄筋コンクリート造、れんが造りなどで、建築基準法施行令107条で定められた耐火性
能を有する構造のもの。建築物の規模や構造により異なるが、30分から3時間以上火
災に耐えられる性能を持つものとして、建築大臣が認めて指定する。
耐震構造:地震により発生する水平力などに耐えられるよう、設計された構造をいう。平成7年1月
の阪神・淡路大震災以降、より高度な耐震性能を備えるため、設計基準の見直しを検
討中である。
団体信用生命保険:住宅ローンを借り入れる方が加入する生命保険のことです。万一、借り入れた
本人が死亡あるいは高度障害になった場合、生命保険会社から支払われる保
険金をローンの残債返済に充てます。公庫融資の場合、加入の義務はありま
せんが、融資利用者のほとんどが団信保険に加入し、保険料を毎年支払いま
す。
坪単価:マンションや一戸建ての建物の価格を示す方法です。総額がいくらになるかではなく、1坪
(約3.3m2当たりではいくらになるかを示します。例えば20坪で2000万円のマンションの
場合、坪単価は100万円。その近くで23坪2231万円のマンションが売られていた場合、
そちらの坪単価は約97万円となり、二つの坪単価を比較しますと、20坪2000万円より、
23坪2235万円のほうが割安となります。
ディスポーザーシステム:最近ではゴミの問題がニュースで取り上げられるのもめずらしい事では
なくなってきました。料理をした後の生ゴミは主婦にとって頭の痛いもの。
ディスポーザ-システムは、キッチンのシンク下のミキサーで生ゴミを粉
砕して下水道に放流するシステムです。下水道に放流する前に処理槽
で基準に適合するまで水質処理を行ってから放流するので、ゴミ問題の
対策の一環にもなります。
抵当権:債務者または第三者(物上保証人)に用益させたままで、債務の担保として提供した不
動産等について、優先弁済を受ける担保物権をいう。
手付:売買、賃貸借等の契約時に、当事者の一方から相手方に対して交付される金銭その他の
有価物。手付には、契約の成立を証する証約手付、手付を交付した者はそれを放棄し、相手
方はその倍額を償還して契約を解除することを認める解約手付、手付額を債務不履行の場
合の損害賠償額の予定または違約罰とする違約手付がある。どの手付であるかは当事者の
意思によって決められるが、いずれの場合にも、証約手付の意味がある。不動産販売におい
て売買代金の10%(未完成物件は5%)または1000万円を越える手付金等を受け取るときに
は事前に手付金等の保全措置をしなければならない。
デッドスペース:本来なら用途がない場所のことをいうが、それを効率良く利用。例えば、階段下の
あいている空間を収納スペースとして 活用することが、これにあたる。
徒歩所要時間:道路距離80mにつき1分として算出する。1分未満は1分に切り上げられ、坂道や陸
橋、信号の待ち時間は考慮されない。建物から駅までの徒歩所要時間を計る場合、
その建物の敷地内の最も駅に近い地点が起点となる。
な行
納戸:建築基準法の採光基準などに適合せず居室と認められない部分は、納戸などとして建築確
認を受ける。不動産の表示では、その部分を納戸、サービスルームなどと表示することが義
務づけられている。
24時間熱交換気システム:窓を開けずに新鮮な空気を24時間取り入れられるシステムです。
室内の汚れた空気を排気し、取り入れた新鮮な空気に室内の熱をのせ
て返すので、エアコンの使用により冬は暖かく、夏は涼しい空間を実現
します。
24時間遠隔監視システム:火災や停電、ガス漏れといった万一の事故に管理センターが遠隔で感
知し、警備会社に連絡、正確に細やかな対応を行うシステムです。室内
のインターホンとも連動しています。
は行
バリアフリー:障害者・高齢者の生活する上での行動の妨げとなる障壁を取り除く事。具体的に
(1)室内の段差をなくす。
(2)廊下や階段に十分な通路幅を取り、手すりを付ける。
(3)ホームエレベーターを設ける等がある。
ピロティー:1階部分の柱と柱に囲まれた吹き抜け部分のこと。建築基準法では、その部分の接
する道路、または空地と一体の空間を形成し、人やクルマが通行できる場合は床面
積に算入しない。
フローリング:ブナ、ナラなどの広葉樹材を使った洋風の木質床仕上げ材のこと。ダニの心配がな
いなどメリットがある一方、音が伝わりやすいのでマンションでは下地に緩衝材を敷
くなどの防音が必要である。
ボイドスラブ工法:マンションの荷重を中空パイプを通したスラブによって支える工法です。
在来工法と比べてスラブ厚が厚いので遮音性も高まります。この工法により天井
の小梁が無い広々空間が実現します。
防火構造:燃えにくく、熱を伝えにくい材質を使った、延焼防止性能を有する構造のこと。建築物の
立地、規模、用途などにおいて、屋根、軒裏、外壁の延焼のおそれのある部分に求め
られる。
ポーチ:西欧建築で主家から突き出した別の屋根を持つ玄関のことをいいます。本来は入口・門・
通路等をさした。「車寄」とも言われます。
ま行
マンション管理士:マンション管理士とは、管理組合の運営に対して援助・補助業務を行うことを業
務(他の法律で制限されているものを除く)とする者のことです。マンション管理士試験に合格し、
指定登録機関に登録した者でなければマンション管理士を名乗ることはできません。
メゾネット:上下2層に分かれた住宅を一戸の住戸として用いるヨーロッパタイプの集合住宅方式。
それぞれ住戸内に内階段を持ち、立体的に居住空間を使えるメリットが有る。
免震構造:マンションなどの中・高層の建物に用いられる構造で地震の揺れの影響を受けにくい
ように工夫したもの。地震が起きても建物が揺れないようにするのが耐震構造で、免震
構造は地震で揺れが生じるものの、建物が壊れたり、住戸内の家具類が倒れたりしに
くいように工夫された構造を指します。例えば、建物の下に積層ゴムで揺れの速度を弱
める装置や揺れを抑えるダンパーなどを複数設置し、地震による揺れを弱める構造など
が用いられます。
や行
ユーティリティー:洗濯機や洗面台、収納棚などが集中している、家事作業の中心部分のこと。
UV塗装:特殊な樹脂を紫外線によって瞬時に固め表面をコーティングする技術です。キズがつき
にくくシミになりません。艶やかな光沢が高い輝きを与えます。
容積率:土地面積に対する建築物の延べ床面積の割合を「容積率」といいます。都市計画区域
内では用途地域の種別や前面道路の幅員によって、容積率の最高限度が定められて
います。例えば、容積率150%と定められた地域では 100m2の土地に延べ床面積
150m2までの建物しか建てられません。
用途地域:都市の土地利用計画の一つで、建築できる建物の種類、用途、規模を地域別に制
限することです。周辺環境を知る目安ともなります。
「第1種・第2種低層住居専用地域」・「第1種・第2種中高層住居専用地域」
「第1種・第2種住居地域」・「準住居地域」・「近隣商業地域」
「商業地域」・「準工業地域」・「工業地域」・「工業専用地域」
ら行
ロフト:物置きなどに活用できる屋根裏スペースのこと。最近ではマンションの最上階住戸にも
利用されている。
わ行
枠組み壁工法(2×4):木材で組まれた枠組に構造用合板等を打ち付けた床及び壁により、建
物を作り上げる工法。この工法で作られる場合に2インチ×4インチと公
称される断面を持つ製材が多用される事より、2×4(ツーバイフォー)工
法とも呼ばれる。
内覧会について
契約したマンションや一戸建てが完成したら、新居への引越しはもうすぐそこまで来て
いますね。
しかし、引渡し(=代金の支払い)の前にやるべき大事なイベントがあります。
それが、「内覧会」。
この内覧会で、はじめて購入したマイホームを見るのですが、舞い上がっている暇はあ
りません。
内覧会の意味、やるべきことをしっかり理解しておきましょう。
内覧会とは、施主検査とも言います。
完成した建物を買主(施主)が検査する機会のことです。
一戸建ての場合もマンションの場合もあります。
では、そのマンション内覧会や一戸建て内覧会では、何をみていけばよいのでしょう。
ここは契約した通りに、作ってくれているかを確認する場です。
そこで、問題があれば補修をしてもらい、後日その補修がしっかり行われているか確認
します。これを再内覧会・確認会などというようです。
ここでも直っていないときは、さらに確認する機会が設けられ、これが3度も4度行われる
こともあります。
確認点として、基本的に生活していくうえで、支障があるかどうかということを重点におき
ましょう。
少しでも支障があると感じれば、しっかりと補修をお願いしましょう。
内覧会の同行・立会い業者の選び方
最近、専門家に第3者として内覧会立会いを依頼するケースがふえているようです。
確かに素人の目で見るだけではわかりきれないところも多いですし、中立的な第3者の存
在は心強いですよね。
依頼をするときの目安としては、建築のプロとして資格を持った方のほうが安心でしょう。
豊富な経験と知識を持った方に依頼しましょう。
内覧会の所要時間、調査道具
専門家の場合でも、内覧会で全ての調査をするとなると、1時間30分~2時間程度はかか
るようです。ですから「30分でお願いします」なんていわれても「無理です」とはっきり言いま
しょう。
内覧会の所要時間は、買主側が納得できるまでにかかる時間です。
つぎに、内覧会でよく使うものを挙げてみます。
・メジャー
家具などの採寸に使います。図面通りのサイズであるかも確認できます。
・デジタルカメラ
指摘箇所を保存しておきましょう。家具・インテリア選びの参考にするなど活用できます。
・タオル
ちょっとした汚れは結構多いものですが、キズか汚れが判断ができないときは、サッと拭く
とよいでしょう。
・スリッパ
内覧会の時点では、まだ室内が汚れていることが多いので必須です。
・筆記用具
メモに使用します。
・付箋
指摘箇所に貼っていきます。
しっかり準備して内覧会に臨みましょう。
内覧会でチェックするポイントは・・・
図面通りに施工されているか
まずは、契約した図面どおりに出来上がっているかを確認します。マンションの工事を
進めていく上で、どうしても図面どおりには施工できないことはよくあります。天井の高
さが低くなってしまっていたり、柱や梁の大きさが大きく変わっていないかチェックしま
しょう。
証明用のブラケットの位置、コンセントの位置、エアコンの室外機置き場の位置など、
図面との照合を行います。
変更点があれば、事前に通知がありますが、内覧会のときに始めて知らされるケー
スや、購入者が気がつかなければそのまま何も知らされずに引き渡されてしまうケ
ースもあります。
実際に動かしてみる
ドアやサッシ、キッチンや洗面台など、動かせるものは全て動かしてみることです。
図面どおりに施工されていても実際には利用できない引き出しなどもあります。
また、ドアやサッシ、網戸などは調整が行われておらず、重かったり、音がしたり、
固定しているビスが抜けていたりすることがあるので、ゆっくり動かしてみる、速く
動かしてみるなど、数回動かしてみてください。
浴室に窓がある場合には、収納時のハンガーパイプとあたってしまい、窓が開けら
れないケースもありますので、実際の生活をイメージしながら動かしてみると良いで
しょう。
固定状況を確認する
クローゼットの棚やハンバーパイプ、カーテンレール、給気口、トイレのペーパーホル
ダー、タオルかけなどの固定状況を触って確かめることをお勧めいたします。 グラグ
ラするようであれば、ネジの締めなおしや、下地ボードの不良などもあります。
点検口もチェック
水道が使用できる場合には、実際に水を流してみるこも大切です。
キッチンや洗面所の下には点検口もありますので、業者さんに頼んで外してもらい、
水漏れはしていないかどうか、また、水漏れした跡はないかを確認します。
浴室内の天井にも点検口があります。ここを覗いても、専門的な知識がないとどれが
不具合なのかは分かりませんが、電気配線や、天井スラブ(コンクリート)、スタッド
(下地材)の状況が見た目にきれいかどうかも丁寧に仕事がされたかどうかの判断基
準にもなります。
点検口内にカビが発生していたこともありますので、専門知識がなくても一度覗いてみ
ましょう。
傷や汚れについて
これには個人差がありますが、ものすごく近くで見ないと分からないようなキズなどは、
引越しや、生活していく上ですぐについてしまうものです。マンションも人の手によって
造られるものなので、多少の誤差やキズはあります。
あまり神経質になりすぎずに、少し離れた位置から全体を見渡して、気になるような部
分は補修してもらうようにしましょう。
補修するとかえって跡が目立ってしまうケースや職人さんが入ることで新たなキズが出
来てしまうこともありますので、よく検討しましょう。
マンションと一戸建て
住むところを探したり、住宅の購入を考えるときに、マンションか戸建かどちらにするか迷わ
れることもあるのでは・・・。
もちろんそれぞれにメリット、デメリットがありますのでどちらがよいとは一概には言えません。
以前は戸建の方がプライバシーが守られるといわれていました。
しかし、最近ではマンションのほうも環境を重視するようになったので、都市などの家が接近して
いる戸建よりマンションの方がプライバシーが守られるとも考えられます。
マンションの場合
メリット
・立地条件がよいので利便性のある暮らしが期待できる
・戸建てより割安
・セキュリティ面が充実
・豪華な共用施設を使える
・建物の日常管理は自分でやらなくてもよい
デメリット
・外壁などの修繕は勝手にできない
・音の不安が残る
・管理費や修繕積立金が必要
・外壁などの修繕は話し合いが必要
一戸建ての場合
メリット
・間取が広い
・自分だけの持ち物なので自由に使え、修繕や建て替え、増改築もできる
・自分だけの庭がある
・ペットを自由に飼える
・資産価値が目減りする可能性がマンションより低い
デメリット
・同条件のマンションと比べると割高
・立地の利便性がマンションより劣る
・固定資産税が同条件のマンションより高い
マンションのメリットを挙げてみると、共用玄関にオートロックがあったり、玄関ドアや窓に
ツーロック、防犯カメラが付いていたりと、セキュリティ面ではとても優れています。
みんなで一つの建物を共用するから、大規模なマンションでは共同で使えるキッチンルー
ムや広い庭など、施設が充実していることもあります。
それに、土地と建物を共有しているから、その分、同じ広さであれば戸建てよりは割安。
修繕費用は所有者全員で負担するから、一人あたりの負担額は少なくて済みます。
駅から近い立地に建つ物件が多いから、通勤にも便利ですね。
それに、庭がないと考える人もいるけれど、1階を選べば庭が使える場合だってあるみた
いです。
建物管理は、管理会社に委託している事がほとんどだから、自分ではやらなくていいの
も楽ちんですね。
でもマンションにもデメリットはあります。
例えば、毎月、管理費や修繕積立金を払わないといけませんので資金計画は十分にし
ないといけません。
駐車場を使う場合は、その使用料も必要になります。
また、上下左右に住戸があるので、音に敏感な人は建物の構造をしっかり調査して決め
る必要があります。
建物の外壁などを修理するには、マンションの所有者全員で集まって、「総会」という場で
話し合って決めなくてはならないらしいです。
戸建て以上に近所付き合いが必要になってくる事もあるんですね・・・。
では、戸建のほうがいいのか・・・。
土地と建物が自分のものなので、やはり一国一城の主、という精神的な満足感は大きい
ですよね。
修理するのは自分の意思だけでできるから、外壁でも庭でも好きな風に直せます。
土地があるから資産価値が減少しにくいし、マンションと比べて庭が広いのもメリットです。
花を植えたり、好きなペットを自由に飼ったり出来ますから、お子さんの教育上のプラス面
も大きいのでは。
子どもが家の中を走り回っても、気兼ねしなくてもいいのも良いですね。
駅からは離れているかもしれませんが、その分、周辺が静かでいい環境である場合が少
なくありません。
駐車場だって使用料は要らないし、将来、建て替えをするにしても、話し合いの必要はな
いので、自分に合ったプランにできます。
しかし、戸建てだって、良いところばかりではありません。マンションと違って、土地もあわ
せて買うからマンションと比べるとどうしても割高になってしまいます。
それに、家を買うと毎年払わないといけない固定資産税は、同じ面積で同じ立地に建って
いると仮定したマンションより高くなります。
管理費は払わなくてよくても、自分の家は自分で管理して、ある程度の箇所は補修しなけ
ればなりません。
立地もややマンションより劣る事が多いようです。
マンション購入と賃貸マンション
マンションを探す場合賃貸にするのか購入するのか悩むところですよね。
そこで、購入する場合と賃貸する場合のメリットデメリットについてまとめてみました。
マンション購入の場合
<メリット>
・ローンを完済すれば家賃を支払わなくてよい。
・リフォームを自分のじゆうにできる。
・資産価値として残せる。
・社会的な信用にもなる。
<デメリット>
・住宅ローンの返済をしなければならない。
・いずれはリフォームなどの費用・維持費が必要になる。
・固定資産税なども必要になる。
・生活のスタイルに変化があったときに対処が困難。
・資産価値が下がり、売却困難な場合も。
・転勤になった際に困る。
賃貸マンションの場合
<メリット>
・転居しやすい。生活スタイルにあわせて引っ越しやすい。
・転勤時にも問題ない。
・リフォーム費用等がかからない。
・初期費用が少なくてよい。
<デメリット>
・家賃を永遠と払わなくてはならない。
・賃貸主が貸し渋るため高齢になると家を借り難くなる。
結婚や出産。ライフスタイルは常に変化していくものです。
家族は増えるし、子供が大きくなって新たに部屋が必要になったりもします。
ライフスタイルの変化に応じて、間取を自由に変更できる可変性の高い住
宅ならばリフォームができるので大変便利です。
新築マンションと中古マンション
マンションを探すときに必ずといっていいほど新築にするか、中古にするか迷われる
ことだと思います。
どちらにするかによって探す方法が異なり、物件をチェックするときのポイントも違いま
す。
どちらも情報誌やチラシなどで物件情報を探すところまでは同じですが、実際に物件
を見に行くときは新築ならモデルルーム、中古なら仲介を手がける不動産会社に・・・
ということになります。
また、新築はまだ建物が完成していない「青田売り」のケースが多いのに対し、中古は
建物や管理の状態まで現地でチェックできます。
こうした物件探しにおける条件の違いを理解したうえで、新築・中古それぞれのメリットと
デメリットを確認しておきましょう。
はじめからどちらかに絞って物件探しを行うこともよいのですが、それでは、選択肢を狭め
ることになります。
できれば両方の物件をいくつか見たうえで、自分に合ったほうを選ぶほうがよいでしょう。
新築マンションの場合・・・
まず新築のいちばんのメリットは、なんといっても新しいことでしょう。
モデルルームでピカピカの住戸を見るとつい欲しくなってしまうようです。
キッチンや浴室などに最新設備が付いていることが多く、人に自慢できるし、さらに使い勝
手も良いであろうと期待できます。
また、住宅価格の下落でマンションの都心回帰が進んでいる今なら、新築でも都心寄りの
エリアや駅の近くで広めのマンションに手が届くかもしれません。
公庫や銀行の住宅ローンの返済期間を最長35年まで組めるので、毎月の返済も低く抑え
ることができます。
<メリット>
・新しいこと。真新しい家は気持ちがいいものです。
・管理費・修繕積立金が安い。築浅のため築年数に比例する修繕積立金が安いというメリ
ットがあります。
・防音効果など最新設備がしっかりしている。
・同じ位の所得層の住民が住んでいる可能性が高い。同じような価格帯のマンションの住
民は隣の人も同じような生活水 準という場合も多く、気が合いやすいかもしれません。
新築は中古に比べて価格が高くなります。このところ新築マンションの大量供給が続いて
いるとはいえ、自分が買いたいエリアで希望に合う物件が必ず分譲されているとは限らな
いでしょう。
さらに建物が未完成の場合は、実物を見る前に購入を決めなければならず、管理状態も
確認できません。
<デメリット>
・高い。これはもちろん仕方がないデメリットですね。
・将来的に価値があるかわからない。中古マンションと同じで値崩れの心配はつきもので
す。地震で住めなくなった場合、資産価値が0円になってしまった例もあります。
・騒音トラブルが起こりやすい。新築の場合購入後に隣人が騒がしいからといって売却す
ることもできないので、騒音問題が深刻になっているケースもあります。
中古マンションの場合・・・
物件を購入する時、新築は確かに魅力的ですが、新築だけが素晴らしいわけではありま
せん。
中古=価格は安いが、品質は悪いとは一概に言えません。
中古物件には中古物件の魅力があります。
価格だけではない中古物件購入のメリットを再確認してみましょう。
<メリット>
・パンフレットや図面集などの詳しい資料がない代わり、実際の建物を見て購入を検討で
きる。
・購入価格が安く抑えられる分、リフォームによってライフスタイルに即した住空間を創る事
ができる。
・周囲の街並みがすでに形成されているので、購入前に利便性や生活環境を考慮できる。
もちろん、中古物件には新築と比べて、デメリットもあります。購入の際は、これらのデメリット
もしっかりと見極めることが重要です。
<デメリット>
・年数に伴う劣化は避けられないため、品質に対する不安、修繕費用の負担がある事も。
・仲介会社を介して購入をするため、価格とは別に仲介手数料がかかる。
・公庫などの公的融資では、返済期間が新築より短く設定されているため、毎月の返済額が
多くなる。また税制上の軽減条件も新築に比べて厳しい。
・築年よっては専有面積が狭く、柱や梁によって生活しにくい間取りの場合もある。また設備
面でも不自由を感じる場合もある。
このように中古物件にはメリット、デメリットの双方があります。購入する際は自分の理想とす
る生活を念頭においた上で、メリットとデメリットを考慮し、物件を比較検討したほうが良いでし
ょう。
地震とマンション選び
耐震構造とは、柱や梁、壁といった建物を支える部分を頑丈につくることで、地震がきて
も崩れたり倒れたりしない構造のことをいいます。
今の耐震基準では震度6強から7程度の大震災レベルの地震でも耐えられようになって
います。
現在の耐震基準は1981年に改訂されたもので、「新耐震基準」と呼ばれていますが、そ
れよりも以前に建てられたマンションは耐震性能に不安があります。
耐震改修などが必要な場合もあるでしょう。
また、たとえ耐震構造で建物が倒壊しなかったとしても、壁や柱がひび割れて大規模な
補修をしなければ住めなくなる場合があります。
地震が来た場合に室内の家具が倒れて食器などが散乱する危険性があるので、家具
を固定したり食器が飛び出さないような棚を設置するなどの対策が重要になってきます。
また、免震・制震という言葉を耳にすることもありますが、耐震が文字通り「地震に耐える」
構造なのに対し、免震は「地震を免れる」構造であり、制震は「地震を制御する」構造です。
免震構造とは、地盤と建物との間に免震装置を設置して、地震の揺れが建物にダイレクトに
伝わらないようにする構造のことを言います。
一方の制震構造は、地震の揺れをいったん建物が受け止めて、制震装置によって素早く静
めるようにできています。
ダンパーなどで揺れを吸収する方式が多くなっています。
3つの構造の中で、地震のときの建物のダメージが最も小さいのは免震構造です。
耐震構造に比べ、揺れの強さを2分の1~5分の1に小さくできるようです。
免震というと揺れなくなるというイメージを持つと思いますが、むしろ揺れる幅は大き
くなります。
ですが揺れる速さがゆっくりになるので建物や人に危害が及びにくくなります。
制震構造は免震ほど揺れの強さを小さくする効果はありませんが、60mを超える超
高層の建物でも効果を発揮できる点が特徴です。
免震は超高層マンションでは効果がありません。
理由は、超高層はもともと地震の揺れがゆっくりしているので、免震装置を付けても劇
的な効果が得られないのです。
中低層の建物は上の階ほど揺れが強いのですが、超高層は柳の木がしなるように揺れ、
逆に下の階のほうが揺れは強くなります。
ただ、免震装置を付ければ高層階でもいっそうゆっくり揺れるようになるので、安心度が高
まるともいえます。
もう一つの理由は、タワー状の建物に積層ゴムなどの免震装置を付けると、地震のときに
ゴムが強く引っ張られ、切断されてしまう可能性があるためです。
そして耐震性の判断に不可欠なものに地質調査、ボーリング調査があります。
地質調査とは地質を調査することです。
この作業が正しく行われないと工事を行った際や建物を建てた場合に重大な地盤
上の問題を生んだりします。
露頭に見られる地層や岩石を観察し、地質構造を読み取り、層理面や断層面の走
向・傾斜はクリノメーターを使って測定すします。クリノメーターとは、地質調査(地上
踏査)を行う際に用いる測定器具です。地層や断層面の走向と傾斜をはかることが
できます。露頭などの断面からは走向・傾斜を正確に判定できないため、露頭の一
部を削るもしくは補助板を用いて測定します。調べたことはフィールドノートやルート
マップに記録し、必要に応じて岩石や化石の採集を行います。そして、地質調査の
結果をもとにして柱状図や地質図を作成を行います。
ボーリング調査は地盤に孔を掘り地層を確認するものであり地質調査の基本となる
ものです。
ダムや橋および擁壁などの土木構造物やビルなどの建築構造物などの支持層確認
をはじめとして、地下資源の探査、地盤沈下や地すべりなどの災害対策の調査として
利用します。
では、自分でできる防災対策はないのでしょうか?
自分が災害にあってもあわてないでいいように最悪の事態に備えておく必要があり
ます。今からでもすぐにできる、簡単な防災対策の方法をまとめてみました。
・家具の固定に関しては、揺れにより倒れてくる家具などは非常に危険です。早急に
固定が必要となりますが、金具で壁を傷つけたくない、という方には、家具と床の間
に転倒防止シートを貼り付ける方法がオススメです。安価で使用方法も簡単です。
・避難通路の確保については、共用部分である廊下に私物を置かないのはもちろんで
すが、意外に見落としがちなのがベランダの避難通路の確保。戸建て住宅と違い、
上層階はすぐに外へ避難できないケースも有り得ます。その際には破って避難する
こともある、住戸と住戸の境にある隔壁板ですが、ベランダガーデニングの流行により
鉢やガーデニンググッズがふさいでいて使用できない…というトラブルもあるようです。
住戸によっては 階下へ降りるための避難はしごが設置されている場合もあります。迅
速な避難ができるよう、近隣住戸を含め、チェックしてみましょう。
・非常用備品をそろえましょう。避難勧告などが出た際、マンションから避難した後に気
になるのが当座の生活用品です。
マンションの管理組合や自治会では、非常用備品を備蓄している場合もありますが、
家庭で必要なものはあらかじめ備えておくことをオススメします。
マンション購入の失敗例
マンションを購入することってほんとに勇気のいることですよね・・・。だって絶対失敗
したくない買い物なんですから。
そこで今回はマンションを購入された方の失敗例を取り上げ、そんな失敗をしないた
めにどうしたらよいか一緒に考えましょう。
中古マンション購入-ペット不可!?
私達夫婦は子供がいないため猫2匹と暮らしていました。ペット可のマンションを探し
ていたのですがなかなか希望の物件が見つからず・・・。そんな時、間取りも価格もほ
ぼ理想の物件と出会い、ペット飼育が可能かどうかの調査を依頼しました。
仲介会社からの回答は、「管理規約上は“他の住民に危害を及ぼす可能性のあるペッ
トの飼育は禁止”、理事のお一人に確認しましたところ“犬を飼っている方はいらっしゃ
います。”」とのことでした。
しかしながら引越しの当日、管理人さんから“ペットの飼育は禁止です。”との言葉。
その後管理組合と何度も何度も話し合い、何とか“今飼っている2匹だけ”との条件付で
許可をいただきましたが、共同生活を送る管理組合のなかで自分だけ特別扱いされてい
るようで、非常に後味の悪い結果となりました。
・・・とのこと。
実際にマンション内で飼っている人がいるかどうかより、ペットに関する規約や話し合いが
出来ているマンションかどうかを調べておかないと、トラブルの原因にもなりますし、肩身
の狭い思いをして生活することになります。
新築マンション購入-窓が開けられない・・・。
モデルルームでお部屋のきれいさに惹かれて購入しました。
購入予定の部屋のリビング前にビルが建っており、他の住戸と比べその分価格が割安
に設定されていました。もちろんモデルルームではその説明も受け、納得づくで購入しま
した。
しかしながら、完成し実際にすんでみると思った以上に隣のビルと近い位置にあり、また
その会社は残業が多いらしく深夜はおろか休日まで仕事しています。
夜間、休日とも隣の目線が気になり窓を開け空気を入れ替えたり、カーテンを開放し生活
することもできません。結果的には割高な物件を購入してしまったのか?と悩んでおりま
す。
・・・とのこと。
新築で購入された方の最大の悩みは、実際に生活する空間を見ずに購入しなければな
らないということにあると思います。
モデルルームのきれいさに惑わされ、今回の例で言えば実際の窓先との距離を“たいし
たことない”とご自身で納得してしまうことがあります。
また、中古物件購入の場合は「所有者は誰なのか?」「建築予定はあるのか?」等、可能
な限り調査することが必要だと思います。
中古マンション購入-住んでるだけで加害者?
4,000万円で70m2の中古のマンションを購入いたしました。
当時小さな子供が2人いて仲介業者さんに音の心配を話したところ、“下に居住されている
方は子供好きの優しい方です。”との説明を受けました。
実際に住んでみると、思った以上に隣室との戸境壁や、床スラブが薄い状態でした。
また、私どもが購入したのと同時期に、下の方は引越し、別の方が入居されました。
新しく引っ越してきた方は非常に神経質な方なのか、しばらくすると、子供が歩いただけで頻
繁に「足音がうるさい」とのクレームがくるようになりました。親の私たちも夏でもスリッパを履い
て生活することを余儀なくされました。
隣人の友好関係などあったものではなく普通に共同住宅で生活しているのに、なんだか加害
者になった気分でした。
結局、2年後購入した金額から大幅に値下げし買い替えすることになってしまいました。
・・・とのこと。
マンションは共同住宅である以上、隣の方、下の方とうまくやっていく必要があるわけですが、
分譲当時の設計図書等を確認することで、住戸間の壁厚、床スラブ厚、「コンクリートの床の
上に直にじゅうたんフローリングが張ってあるのか?」「コンクリートの上に高床を造り床とコン
クリートの間に空間を作っているのか?」等はある程度調べることができるようなので事前に
調べておく必要があるようです。
中古マンション購入-大規模修繕ができない・・・
築32年の中古物件を大規模の修繕はないとのことで購入いたしました。
居住してから2年後、管理組合より「マンション全体の給水管取替えの議案が挙がり、見積り
を取得する。」との報告が来ました。実際に業者に見積りを依頼したところ、構造上から予想
以上の金額がかかり、現在の積立金ではまかないきれないとの結果が出てきました。
修繕するにも一時金が多額ですぐに拠出することができません。かなり老朽化しているようで
破裂や赤水などが心配です。
・・・とのこと。
新築時のマンションは、修繕積立金が安く設定されているところが多いのですが、大規模修
繕のために管理組合で借り入れをすることになったり、修繕積立金が、今までの二倍・三倍
に値上げされることも。中古マンションの場合、修繕履歴や管理組合の決算報告などを購入
前に調べておきましょう。
中古マンション購入-新築同様でもやっぱり中古は中古
築後1年未満のお部屋を買いました。
前所有者はセカンドルームとして使っていたお部屋です。
新築分譲価格より低価格で売っていただいたため契約当時はかなり満足していました。
実際に引渡を受けお部屋に入ってみると、確かに家具等はきれいになくなっておりましたがほ
こりや若干のゴミ、髪の毛等が落ちていました。
そのときはじめて理解しました。自分は中古物件を購入したんだと。
・・・とのこと。
実際の生活シーンをイメージすることが重要
一口に不満といっても、その内容は様々です。「天井が高くハイサッシのため、既製のカー
テンが合わず特注になってしまった」「リビングの広い間取りを選んだつもりだったが、手持
ちの家具を置いてみると、かなり狭くなってしまった」など、ひと工夫すれば問題点が解消さ
れる不満は日常茶飯事です。この程度であれば「仕方ない」で片付けられるが、「駅近マン
ションを選んだら、電車の騒音が思ったより響いてうるさい」「マイカー族なので敷地内駐車
場100%を気に入って購入したが、駐車場が機械式で思った以上に車の出し入れに時間が
かかり、出勤前はイライラする」「ガーデニングをしようと専用庭のある1階住戸に決めたが、
上から色々なモノが落ちてきて危険な目に遭った」など、自分の努力ではどうにもなりませ
ん。
すべてを営業マンのせいにする訳にもいかず、最終的には自分を納得させるしか方法がない
ですが、なぜ、こうした失敗が起こってしまうのでしょうか。
不満の内容を分析すると、大きく2つの理由が浮かび上がります。
1つ目が、モデルルームの印象を引きずりすぎていること。
そして2つ目が、下見や事前準備が不足していること。
新築マンションでは、必ずといっていいほど販売センターにモデルルームが用意されています。
素敵な装飾で、夢の世界に迷い込んだような気分にさせられます。
インテリアコーディネーターによって創作された空間は、見学者に非日常のイメージを植え付け、
その広く豪華な印象は見学者の脳裏から消えることはありません。
そのため、見学者は自身の契約住戸がモデルルームと比較して狭いとか暗いといったマイナス
の印象を持ってしまうのでしょう。
モデルルームに惑わされて、実際の生活シーンがイメージできなくなり、後になって現実との
ギャップに混乱してしまうわけです。
設計者のセンスに問題があることも…
モデルルームのキッチンにゴミ箱は置かれていません。冷蔵庫置場は用意されていても、ゴ
ミ箱置場は用意されていないのです。そのため、いざ置こうと思ってもキッチン内のどこにも
収まりません。リビングにしろ居室にしろ「広さ」に対する不満は、そのほとんどがモデルルー
ムの巧みな演出によるところが大きいといえるでしょう。
さらに、「収納の少なさ」を不満に挙げる人も多いです。
ファミリータイプでは7%程度の収納率が一般的だが、あってほしいと思える場所に、必要な
大きさの収納がなければ利便性は限られてしまうことも知っておきましょう。
仮に収納率が10%あっても、例えばゴルフバッグやスキー板など背の高いものを収納しよう
としたとき、そのサイズが納まるらなければ意味がないのです。
このように、収納の位置や形状が不適切であったり家事動線が考えられていないなど、設計
者が未熟なために間取りそのものが問題を抱えていることもあります。
しかし購入者側も、自分がそこで暮らし始めたらどのような日常生活になるか想像を膨らませ、
色々なシーンをシミュレーションしてみることが必要です。
何度も通い、自分の目で確認しましょう
電車の騒音や機械式駐車場の待ち時間、さらに、上からの落下物など不可抗力とも考えられる
不満点はどうすれば予防できるのでしょうか。
残念ながら、完璧な対応策は存在しないようです。
常識を働かせ、自分の足で何度も下見して事前確認するしか方法はないでしょう。
駅からの距離が近ければ、電車の騒音が聞こえるかもしれないことは想像がつきますよね。
また、機械式駐車場は車の出し入れに時間と手間がかかることは常識的に判断できるはずです。
同時に、現地や周辺環境を入念に下調べすることを怠ってはいけません。
特に通勤・通学の混雑度や日当たりなど、季節や時間帯によって変化する項目は、何度も通い、
自分の目で確認することです。
「最寄りのスーパーまで徒歩圏」とあっても、実際に歩いてみるとかなり遠く感じることは珍しくあり
ません。
高層マンション・デザイナーズマンション
高層マンション
数年前までは、高値の花といった印象のあった高層マンションも、供給数の増加
により、価格が下がり、一般的なマンション価格とあまり変わらなくなってきていま
す。
だからといって、すぐに高層マンションを購入するのは問題かもしれません。
以下に高層マンションのメリット・デメリットをまとめてみました。
<高層マンションのメリット>
高層マンションの最大のメリットはそこからの眺めでしょう。
また利便性も高く、高級感もあります。
しかし最近は、共用施設や各種サービスが充実しており、物件の外に行かなくても快適
な生活が送れることなどをメリットとしている高層マンションが増えてきています。
希少性に関しては、現在のように供給数が多くなってくると、もうメリットとしてはあげられ
ないでしょう。
<高層マンションのデメリット>
洗濯物が外に干せない場合が多いです。
風で洗濯物が飛ばされる危険があるからです。
また、エレベーターがなかなか来ず快適性に欠ける場合もあります。
エレベーターの数が充実しているか確認しておきましょう。
他にも、強風の日や地震の時など建物が大きく揺れることもあるでしょう。
最近は、揺れを抑える工法を使った建物もありますので尋ねてみるといいでしょう。
さらには子供の環境に影響が出る可能性もあります。高層階に住むと外に出るのが
面倒になるためと考えられます。
その他にも、ゴミだしが不便であったりとか、上下左右の音が気になるなどもあるよ
うです。
眺望は、高層マンションの最大のメリットとも言えるでしょう。
しかし、眺望って永遠のものとは限らないのですね。
目の前に別の高層マンションが建つことだってあるわけです。
それがあなたの住戸の窓の正面なら・・・眺望も全然違ったものになる可能性がある
わけです。
実際に、高層マンションの眺望に関する問題がたくさん発生しました。1つは、マン
ションの南側にビルが建つというもの。もう1つは、隣に高層マンションが建つという
もの。しかも、眺望の悪化したマンションは、隣に建てた売主と同じ売主だったりと・・・
高層マンションの眺望が絶対的なものではない、ということです。
この場合は、最大のメリットともいえる眺望が悪くなるのですから、当然資産価値にも
影響すると考えられます。
また、眺望を購入動機にしていた人にとっては、はじめからわかっていれば購入してい
なかった可能性も高いですね。高層マンションが建つということは他にも高層マンション
の建つ可能性があるということです。
ですので、周辺に可能性のある土地がないかを確認しておきましょう。
駐車場や工場、倉庫、大きな一軒家、そしてこれらが隣接していないか、などをチェック
する必要があります。
また、営業マンが隣に建設計画がないと言ったとしても、そのマンションが完成するころ
には隣地などでたな建設計画が持ち上がっていることもあります。
営業マンの説明よりも、実際にその可能性のある土地の有無の方が大事です。
「将来は建つだろう」という可能性があると感じるなら、その前提の基で購入判断した方
がよいでしょう。
人気の高層マンションにもデメリットはあります。
単純に眺めがよいからという理由だけで決めず、しっかりとメリット・デメリットを理解した
うえで購入しましょう。
デザイナーズマンション
デザイナーズマンションとは、ハウスメーカーや建設会社の設計施工で建てられたの
ではなく、有名な建築士や意匠の設計事務所が設計したマンションのこと。賃貸だと
3000人待ち状態という物件もあるとか・・・。
都市部に集中する個性的なマンションです。
いままでのマンションの造り方は、収益性やローコストということが最重要課題で、デ
ザインを良くするという発想がありませんでした。
そんな状況のなか、デザインの良さも付加価値の一つとしてデザイナーズマンションが
登場してきました。
デザイナーズマンションは、なによりもまず、建築家の「作品」である。「作品」には「コン
セプト」があります。そのコンセプトを理解し、しかもそれが自分のライフスタイルにぴった
りはまると感じたら、幸運な出会いと言えます。
強度や耐震性を疑問視する人もいるでしょうが、その心配はほとんどないといってもよい
でしょう。
よく見ると、外観だけではなく、それら機能性についても考え抜かれているものが多いこ
とに気づくはずです。
デザイナーマンションはオーナーにも人気があります。デザイナーズマンションを造ると
すぐに満室になり、空室率が低いためです。いままでにないちょっとおしゃれなマンショ
ンは、20~30代の人たちに需要が多く、空室待ちの状況になります。
このようになればオーナーにとっては一番の問題の空室の心配が無くなります。
オーナーにとっての経営の安定性と、入居者にとって希望する住宅であるということが、
両者に評価されていることで注目されているのだと思います。
<メリット>
・華やかなイメージ
デザイナーズマンションのメリットは、「こだわりをもった家に住みたい!」という人に
対してうってつけのマンションであることです。
コンクリート打ちっぱなしの壁ゆえに、ペット可、なんていうマンションも多いようです。
<デメリット>
・住居費が高い
一般のマンションと比べると、デザイナーズマンションは住居費が高いです。
そして、立地条件はよいところもあれば悪いところもあります。
立地がよければよいほど、人気があります。
ただ、デザイナーズマンションには敷地内に2台分の駐車場スペースがないのが現
状のようです。
マンション購入と保険
マンション購入時に入っておくべき保険についてまとめてみました。
民間金融機関で住宅ローンを利用する場合、ほとんどの金融機関で「団体信用生命
保険」への加入が義務付けられています。略して「団信」などと呼ばれることもありま
すが、この保険、「加入が義務付けられている」ということは「保険に入れない人は住
宅ローンが借りられない」ということを意味します。
この保険は、住宅ローンを借入れたあなたが死亡、または高度障害となった場合に
保険会社から保険金が支払われ、その保険金を住宅ローンの残債返済に充てる、と
いう仕組みの保険です。この保険の目的は、借入者側の立場からすれば、「住宅ロー
ンという多額の借金を残して死なずに済む」となります。残された家族のためのもの、
といっても良いでしょう。